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un peu d'histoire...

フランスの伝統工芸産業のひとつ、パスマントリー

 

 長い歴史を誇るパスマントリーのアトリエが、その歴史を後世に伝えるべく、今も静かに糸を紡いでいます。

 ローヌ・アルプ地方にあるアトリエは、遡ること150年余、1860年にはじまりました。

 

 主要となる産業はモール糸にはじまり、一般的な紐からドレープ、フリンジに至るまで、一本の細い糸からありとあらゆるコードを編み上げます。その種類14000種以上、今も新しい組紐を開発し続けています。

 

 これらの紐を巧みに使った製品も長い歴史を刻んできました。最盛期には有名ブランドの下請けをはじめ、数々のフランスらしいオシャレな小物を発表してきました。

 しかしながら次第にノウハウを引き継がれることも難しくなり、幻のアイテムとなりつつありました。

 このフランスの伝統工芸品ともいえる組紐製品の素晴らしい歴史が消失しないよう、また再び美しい製品を復活させるべく、現在改めて、紐作りの段階から研究を重ねています。

 

 少しずつではありますが、伝統のパスマントリー製品を発表してまいりたいと思いますので、是非長い目で見守っていただければ幸いです。

 

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